2019年1月22日
目次
男性不妊の一割程度に見られます。性欲の低下、勃起障害: ED(イ ンポテンス)
射精障害(逆行性射精、膣内射精不能)などが症状として挙げられます。
ストレスや過去の性行為の失敗などの心因性のものも多いですが、糖尿病、内分泌異常
や骨盤神経障害などによっても起こります。
また、尿道や膀胱の手術を受けたあとにも逆行性射精が起こることがあります。
・勃起障害 ・射精障害 ・逆行性射精
精子を造る機能自体に問題があります。精巣や内分泌系(ホルモン分泌等)の
異常がひき起こします。男性不妊の原因として最も多く見られ、全体の90%程度 を占めます。
・無精子症 ・奇形精子症 ・乏精子症 ・精索静脈瘤 ・精子無力症 ・染色体異常
精巣で造られた精子は精巣上体、精管を通過して射精されます。この通り道が 炎症等によって
つまってしまう(閉塞)と精子が外に出ない閉塞性無精子症になってしまいます。
・閉塞性無精子症
精嚢腺、前立腺の炎症が原因で、精子の運動能が低下(膿精液症、無力精子症)してしまうことがあります。結核菌、クラミジア感染、サイトメガロウイルスなどによってひき起こされます。
・膿精液症 ・精子無力症
精液量 2ml以上
精子濃度 2000万/ml以上
総精子数 4000万個以上
PH 7.2~7.8
精子運動率 前進運動精子50%以上、高速直進運動精子25%以上
正常形態精子 30%以上
生存率 75%以上
白血球 100万/ml未満
イムノビーズテスト 20%未満の結合率
MARテスト 10%未満の結合率