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癌と漢方薬について

この記事はこんなお悩みの方におすすめです
  • 癌の治療に漢方薬を取り入れたい方
  • 癌治療の副作用を軽減したい方
  • 癌の再発を防止したい方

目次

癌(がん)への対処

現代医学の著しい発達にも関わらず、日本人の3人に1人がガンで亡くなっています。ガンに対する最も有効な手段は「予防」につきます。その次は早期発見・早期治療です。予防とは、身体の免疫力を高めておくことです。免疫力のページをご参照下さい。食生活(食養生をご参照下さい。)

○癌の特徴について

・無限に増殖する。

正常な細胞は決められた回数の細胞分裂を終えると、それ以降増殖することはありません。これは、細胞分裂のたびに染色体の末端にあるテロメアの反復配列が短くなり、限界まで短縮すると細胞分裂が停止し、寿命が尽きるからです。ところが、ガン細胞は短縮していくテロメアを修復するテロメラーゼ活性をもっているため、際限なく増殖していきます。
高額にも関わらず中国で最も人気があり、最近日本でも発売になった星火霊芝宝(霊芝胞子)は、このテロメラーゼ活性を破壊し、ガン細胞の増殖を抑え、アポトーシス(細胞の自殺)に追い込む作用があり非常に注目されています。

・浸潤・転移する。

ガン細胞があっても、その場に留まっていれば怖くはないのですが、他の組織へ広がり(浸潤)、血液やリンパ液の流れに乗って他の臓器へ転移していきます。ただ、ガン細胞が他の臓器へ転移できるのは数千個に1個程度といわれていて決して転移しやすいものではありません。他へ行き着く前に免疫細胞によって攻撃されてしまうからです。ですから、転移を予防するためには体の免疫を低下させないことがとても大切になります。また、血液がドロドロで流れが悪かったり、活性酸素が多いと癌が増殖や転移をしやすくなるので、こちらも気をつけたいです。

・免疫抑制成分や毒素を産生する

ガン細胞は免疫細胞を抑制するために酸性抗原タンパク、PGE2、TGF-βなどを産生します。また食欲の低下や疲労、衰弱などを引き起こす毒素も産生します。

 

○明正薬局での対処法

当薬局では、癌を治療していくのに次の事が重要であると考えています。
○血液浄化
○免疫力の増強・癌細胞のアポトーシス(自殺)誘導
○血管新生抑制
血液浄化という観点は見落とされがちですが、血液が汚れ、酸素や栄養分それに免疫細胞がスムーズに全身に行き渡る状況がないと人体の自然治癒力が十分に発揮できません。薬を服用しても患部に届かなくては意味がありません。また、ガン細胞が出す悪液質の解毒中和、過剰な活性酸素を除去し、組織の損傷を防ぐ、そして損傷した組織を修復させる、などは血液を浄化することの一部でもあります。
この血液浄化という観念は、ゲルソン療法・マクロビオティック(玄米菜食)・断食療法などの食養生による癌治療の根幹でもあります。
これらのことを考慮して血液浄化を癌治療の一番最初の項目としてあります。
○食生活(食養生をご参照下さい。)
我々の体では毎日3000~5000ぐらいのガン細胞が発生していて、それを免疫の力でシラミつぶしにして癌になるのを防いでいるのです。そして、
癌は1つの細胞から初期癌と言われる1cm程度の大きさになるまでに10年かかると言われています。したがって、癌は「超慢性病」なのです。
初期癌になるまでの10年間、なぜ人体の免疫はガン細胞を見過ごしてしまっているのでしょう?それは、食生活の乱れ、ストレス、環境汚染、喫煙などにより、生体の機能にゆがみが生じているからだと考えられます。(腸管免疫)
したがって、このゆがみを改善して自然治癒力が働きやすい状況を作っていくために、食生活の改善がとても重要です。
食生活の原則は①腹八分目 ②野菜・穀物を多く ③油分・動物性蛋白を少なく ④乳製品を控える ⑤砂糖・加工食品を控える ⑥生もの・冷たい物を控えめに、 です。
食養生の極端な療法が上述のゲルソン療法・マクロビオティック(玄米菜食)・断食療法などです。

病院での治療による副作用や自覚症状への対応
○ 手術前後の対処   過度の出血予防と術後の傷の改善
田七人参+十全大補丸
疲労や貧血傾向があるときはレバコールを併用

○ 抗がん剤や放射線治療の副作用防止
食欲不振・嘔吐: 六君子湯、補中益気湯、半夏瀉心湯、焦三仙 など
白血球減少: 十全大補湯、参茸補血丸
肝機能障害: 田七人参製剤 、レバコール
疲労倦怠:レバコール、若甦

○放射線治療の前後(組織の損傷の予防と治癒促進)
ササヘルス・紅沙棘(ホンサージ)

○ がん治療(切除手術)後の再発防止
・シベリア霊芝・星火霊芝宝・タヒボ・瑞芝などの免疫を向上させるもの
・ササヘルス・冠元顆粒・田七人参などの血流改善と活性酸素の除去に働くもの
・レバコール・若甦・十全大補湯・ルミンなどの内臓の働きや体力を向上させるもの
・シベリア人参・逍遙丸などのストレスを解消させるもの

 

○癌に使われているもの
癌によいといわれているものとその働きについて書きました。
1.免疫を高める多糖類(キノコ・その他)
①ヘテロ型多糖類-LEM(瑞芝)、AHCC、アラビノキシラン、クマ笹バンフォリン
②βグルカン型多糖類-星火霊芝宝、シベリア霊芝、アガリクス、霊芝、メシマコブ、マイタケ
③星火霊芝宝・タヒボ
注意-体内に吸収できる多糖類の大きさは分子量が20万以下です。それ以上の大きさの多糖類がたくさんあっても吸収できないので意味がありません。多くの健康食品の会社が「細胞破壊」「水溶性」などと表示して、吸収がよいようにうたっていますが、実際に有効成分となる多糖類を特定し、その分子量を調べているところはほとんどありません。製品を選ぶときには研究に力を入れている会社の製品を選ぶことが大切です。

2.ガン細胞を自殺(アポトーシス)に導く。
星火霊芝宝(霊芝胞子+冬虫夏草+赤霊芝)
タヒボ(タベブイア アベラネダエ)

3.活性酸素を除去する。血液浄化
ササヘルス・シベリア霊芝・冠元顆粒など

4.ガン細胞の血管新生を抑制する。(ガン細胞は、増殖していくために血管を伸ばして栄養を得ようとします。)
スーパーマコ(サメ抽出脂質)・ルミンA・サメ軟骨・キチンキトサンなど

5.体調を整える。(主に栄養摂取)
十全大補湯・補中益気湯・六君子湯・レバコール(アミノ酸製剤)・ササヘルス(クマザサエキス)・酵素など

6.その他(ガンに対して直接攻撃する作用があると考えられているもの)
白花蛇舌草・星火霊芝宝・半枝蓮・プロポリスなど

最後になりましたが、申すまでもなくご本人に適した製品を使用されることが最重要です。それには信頼の出来る薬局や会社を選ぶ必要があります。信頼してもよいかどうかの判断基準は以下のとおりです。
1.一度に大量に売りつけるようなことをしない。
人の体質は様々で、良い製品であっても、その方には合わない場合があります。そのことを考慮すると基本的にはまず、半月程度を目安に服用する方がよいのです。(ただ、製品によっては30日分が1箱になっていて分けられない場合もあります。)
初回から2ヶ月分以上勧めるところは信頼できません。
2.製品の長所・短所を教えてくれる
どんなに良いものでも、短所となる点はあるはずです。それを「短所はない」という所は、患者さんの事より売上のことしか考えていないか、商品の特性をしっかり勉強していないか、商品自体がいい加減な物か、のどれかでしょう。
3.製造メーカーの学術対応がしっかりしている
前述のように、よい製品を作っている会社は、研究・学術部門がしっかりしています。製品への質問に対して根拠のある的確な答えが返ってくるようでないといけません。単に「免疫を上げる」「血液をサラサラにする」など分かりやすい様でいてあいまいな答えしか言わない会社は要注意です。もう一つ、製品の製造法や添加物などをしっかり応えられるかどうかもポイントです。大手メーカーの子会社を除いて、ほとんどの健康食品会社は自社工場を持っておらず、他で製品化された物を自社の包装にして販売しています。高品質を求める基本姿勢がないところは製品の製造方法や添加物などを把握していません。