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ここでは、不妊症・周期療法に関して、よくいただく質問とその答えを書きました。ご参考にしていただけると嬉しいです。
A1.はい、できます。当薬局で不妊症の漢方薬を服用されている方の9割が病院での治療もされています。漢方薬の周期療法は、妊娠しやすい体作りをしていくわけですから、病院での治療の効果を高めたり、副作用を軽減させる働きがあります。
A2.不妊症の原因は人によってさまざまです。その原因を見つけることはとても重要なことです。したがいまして、是非、産婦人科で診ていただくことをお勧めします。また、基礎体温表は必ずおつけてください。(婦人科系の状態を判定するのに非常に重要です。)現代医学と中国医学のそれぞれの利点を生かすことが最も効果的で、早くよい結果をだすことになります。
A3.不妊症の原因はいろいろありますし、人の体質も様々です。漢方薬の不妊周期療法は体のバランスを調整して妊娠しやすい体作りをしていく方法ですが、体質や症状により効果のある漢方薬が異なります。したがって、お友達の方と同じ処方がお体に合うとは限りませんので、お体の状態をお聞きしないまま漢方薬をご用意することはできません。漢方薬の服用をご希望でしたら、こちらからメールかFAXにて質問票を送りますので、そちらを返送して下さい。できれば基礎体温表もお願いします。
A4.その方のお体の状態によって使用する漢方薬が変わりますので、一概にいくらとはいえませんが、漢方の周期療法では1ヶ月分20000円~30000円ぐらいかけて処方を組み合わせる事が多いです。
ただ、不妊治療もしばらくお続けいただくことが大切ですので、できるだけ予算に合わせて、処方しますので、ご予算に限度あがる場合は遠慮なくお申し出下さい。
A5.その方の病状・経過・年齢・体質などにより効果の出る期間はさまざまです。早い方では1周期(服用1ヶ月)で妊娠される方もいますし、長い方では3年服用(よく続けてくださいました。)してめでたく、妊娠出産された方もいます。当薬局で妊娠された方の7割が漢方薬の服用期間が3ヶ月~1年6ヶ月です。
A6.漢方薬は一般的な医薬品と違い自然界に存在する薬草・鉱物・動物などから作られているため、一般的に体への影響は穏やかです。
また、漢方薬は、その方の体質や症状に合わせて選ばれるので、副作用も起きにくいことは確かです。
ただし、全くないとはいえません。その方の体質にあっているはずの処方でも望ましくない作用が起こることもまれにあります。
(特に普段の食事でもジンマシンをよく起こすような食物アレルギーの方や胃腸が過敏で弱い方・肝臓や腎臓の機能が極度に落ちている方は気をつける必要があります。)
なにか気になる症状が出た場合などは遠慮なく御質問下さい。