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寒さと心

気候が急に寒くなると体調が乱れやすくなります。

寒さによる冷えや座骨神経痛などの痛みが強くなるのはご納得いただけると思います。

それ以外に、メンタル、自律神経が乱れてしまうことも多いです。

その症状で多いのが、「不安感」「胸苦しい」「めまい」「ふらつき」などです。
特に症状が起きたきっかけが思い当たらないと余計に不安が強まり、症状が悪化したりします。

寒さは、体や心にとって強いストレスになります。

対処法としては、体を温めることです。

特に大事なのが首筋、背中、手首、足首をネックウォーマー、カイロなどで保温することが大切です。

また、温かい飲み物を飲むことも良いです。

桂枝(けいし)・桂皮(けいひ・ニッキ)を使ったシナモンティーがお勧めです。

寒さ・暗さは不安を呼び起こします。

そんな時に温かい物を飲んで、ほっとした経験や暗い夜道を帰って、明るく温かい自宅に戻って気持ちが楽になった経験をお持ちではないでしょうか?

漢方医学では、寒さによって起こった不安や胸苦しさなどは心が冷えた状態と考え、心を温める漢方薬を使用します。

心を温め、経絡の流れを良くする桂枝がよく使用されます。

寒さによる不安や胸苦しさ・めまいによい漢方薬

漢方薬では、桂皮・桂皮の配合された桂枝甘草竜骨牡蛎湯(桂甘竜牡湯・けいしかんぞうりゅうこつぼれいとう)・桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)・苓桂甘棗湯(りょうけいかんそうとう)・苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)などを服用すると楽になります。

厳密には、桂枝(枝の部分)と桂皮(樹皮)を区別しますが、どちらも代用できます。

漢方相談・明正薬局

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